こんにちは。ぱるたんです!
たまたま図書館で見て印象的だった洋裁本「じか裁ちからはじめよう!簡単おしゃれな服」。
型紙なしでじか裁ちでできるのにとっても洒落た雰囲気。
よく見たらめっちゃカッコEじゃない!
これはとても貴重な本!と思って早速ゲット(中古)しましたよ。
今回はその中からプリーツのワンピースを作ってみました。
笹原のりこさん「じか裁ちからはじめよう!簡単おしゃれな服」
笹原のりこさんの「じか裁ちからはじめよう!簡単おしゃれな服」という本。
2013年に出版されているから、かれこれ10年前です。
でも中身を見ると、雰囲気は80年代風!
なんだか懐かしいのにカッコEEE!
スタイリングもめっちゃ斬新! しかもそれが型紙なしで作れるという!
そうなんですよね! 要はセンス・ 個性・作る人次第!としみじみ思える洋裁本です。
そんな中から今回チョイスしたのは、見頃部分全部がプリーツになっているというワンピース!
今まで見たことない個性的でおもしろいワンピースに決めました。
使うのはユザワヤさんのTR起毛チェック 用尺2.5m
本でモデルさんが着ているタータンチェックがいい感じなので、似た感じのチェックの生地を使います。
懸念はプリーツ!
以前プリーツスカートを作った時、最初はいい感じだったのがしばらくすると、やっぱりプリーツとれちゃう問題が発生して、解決方法を考えたりしました。
いろいろリサーチした結果、なんとポリエステルだとプリーツ取れないんですってね!
ポリエステルは熱で変形するので、しっかりアイロンをかければプリーツが取れないらしい。
なんだ、知ってました⁈ 常識だって? 知らなかったよ!!!
そんなわけで、今回はポリエステルメインの生地を探しまして選んだのはこちら。
ユザワヤさんで購入した巾150cm、ポリエステル65%、レーヨン35%の起毛チェックです。
なるほど。これでプリーツが取れないのか。期待度大です‼
じか裁ちで簡単! プリーツのワンピースを作ります
まずは、ひたすらプリーツを折りまくる
最初に生地全体をプリーツ状に折ります。
ここが一番時間がかかったところ。チェックなので柄の線を見ながらひたすらプリーツを折っていきます。
生地に余裕があったので、丈を伸ばすことにしました。
本の写真では膝丈くらいだけど、縦いっぱいの長さにしたら結構ロングになりそう。
プリーツを折った後は、崩れないように&その後の作業がしやすいようにしつけ糸でプリーツを固定しておきます。
首周りだけ型紙をつくった方がスムーズ
基本は直線なのでじか裁ちでOKなのですが、今回は全体がプリーツなのでずれないように慎重に裁断しなければなりません。
首周りだけ型紙を作っておいた方がやりやすいと本に書いてあったのでちょっとだけ型紙を作ります。
しかーしご安心を! この「じか裁ちからはじめよう!簡単おしゃれな服」は表紙の裏側と裏表紙の裏側に首周りだけ型紙が印刷してある!!
なので、首周りはそれをなぞればカーンタン!
もちろん囲み製図も載っているので、自分で描き起こすこともできます。
端の処理はワイルドに
一番の難所のプリーツさえ折ってしまえば、後は簡単。
裾や首周りも三つ折りとかしないで端を2回縫った後、横糸引き抜いてフリンジ状にほぐします。
裾は一周ほぐしましたけど、首周りはそのうち自然にほぐれてくるだろうとそのまま放置。
ちなみに…
今回生地を端から端まで全部使って、切り取ったのは首周りの曲線くらい。
ほとんどハギレ(余り布)が出なかったのが驚き!
できた! じか裁ちで作れる 全部プリーツのワンピース
そんな感じで出来上がり! 着てみましたよ。 どや
本では膝丈だけど、生地を目いっぱい使って出来上がったのはロングのワンピース。
縫うところもそんなになく、型紙もほとんどないので、大変なのはプリーツを折るところだけ。
なのにこんなワンピース見たことない! 斬新☆新鮮☆簡単
気になった方はぜひチェック! 他にも作ってみたい服いろいろ載っています。
次はなにを作ろうかな?
ほんのり暖かくなってきたので、軽ーいコートもいいですね!
ではではまた~ここまでお読みいただきありがとうございました〜